友人より,ミャンマーのモバイル情報が提供されました
ミャンマーは,イランとともに,世界でもっとも難しい国のようです。
1.プロバイダー
Ministry of Communication、
Post and Telegraph Data Communication
Departmehnt
登録費用:Installation Fee US$200
Annual Fee US$ 60
Deposit US$ 30
Usage Charge US$3.0/Hr
住所:Overseas Communication
Kaba Aye Pagoda Road、Mayangone
Township, Yangon
電話:01-650890、01-650891
登録利用者:約1700名。現在待ちの人も大分いると思われる。
2.プロバイダーは上記1社のみ。又、メールのみ使用可能で、
インターネットへのアクセスは出来ない(近い将来できる様
になるとのうわさはあるが、何時頃かは全く分からない。突如
利用可能となる可能性もある)
3.アドレスを取得する為には Stay Permit
を保持し、Tax Clearance
の証明が必要。従って、出張者がアドレスを取得する事は出来ず、
誰か現地の人にお願いするしかない。
個人と会社の区別は多分無いと思われる。御社の現地人代行者がその
個人名義で取得し、メールアドレスは自由に設定できるので、例えば
Kepco-Myanmar@・・・・ とする事は可能。
現状では、申請からアドレス取得に3ヶ月程度かかるのではないかと
思われる。(以前は1ヶ月であった)
4.国際回線で例えばタイやシンガポールのプロバイダーにつなぐ事は
不可能ではないと思います。小職は経験ありませんが、出張者がホテル
の電話回線から日本のプロバイダーを呼び出して通信したという話を
聞いた事があります。 但し、結構つながらないケースも多い様です。
つながらない理由は良く分かりませんが、当地では国際電話と国際
ファックス回線は年間の使用料金(通話料の他にかかる基本料金)が
異なり、ファックス回線は許可制ですので、ひょっとして通常の国際
回線ではデータ送信が出来にくくしているのかも知れません。
尚、ホテルで国際回線を利用する場合は通話料金を確認しておく必要
があります。通常の国際回線で日本に電話する場合、1分間2.7ドル
ですが、ホテルの場合割高となる為。
5.上記MPTのメールでは、日本語・添付ファイルの送受信共にOKです。
以前は100KBを越える添付ファイルは直ぐダウンして難しかったの
ですが、現在では、小職の実績として1MBを送受信した事があります。
プロバイダーのサーバーの速度が遅いので(確か9600B/秒と思い
ました)、その為、大きなファイルを添付する場合接続時間が大きく
なります。
6.1つの可能性として、滞在するホテルに問合せて、有料でホテルの
アドレスが利用できるかどうか確認しては如何でしょうか?
データの機密性の観点からはお勧めではありませんし、日本語が
使えない可能性がありますが。
7.リアルタイムでは有りませんが、DHL等のクーリエにてFDに納めた
データを送付する手もあります。FDの送付には内容を明示する必要が
ありますが、特に問題はありません。通常の料金に若干の手数料上乗せ
があります。受領時にも手数料を払う必要があります。