ミャンマーのモバイル情報
2000年7月23日

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友人より,ミャンマーのモバイル情報が提供されました

ミャンマーは,イランとともに,世界でもっとも難しい国のようです。

1.プロバイダー

  Ministry of Communication、
  Post and Telegraph Data Communication Departmehnt

  登録費用:Installation Fee US$200
       Annual Fee    US$ 60
       Deposit US$ 30
       Usage Charge US$3.0/Hr

  住所:Overseas Communication
     Kaba Aye Pagoda Road、Mayangone Township, Yangon

  電話:01-650890、01-650891

  登録利用者:約1700名。現在待ちの人も大分いると思われる。

2.プロバイダーは上記1社のみ。又、メールのみ使用可能で、
  インターネットへのアクセスは出来ない(近い将来できる様
  になるとのうわさはあるが、何時頃かは全く分からない。突如
  利用可能となる可能性もある)

3.アドレスを取得する為には Stay Permit を保持し、Tax Clearance
  の証明が必要。従って、出張者がアドレスを取得する事は出来ず、
  誰か現地の人にお願いするしかない。

  個人と会社の区別は多分無いと思われる。御社の現地人代行者がその
  個人名義で取得し、メールアドレスは自由に設定できるので、例えば
  Kepco-Myanmar@・・・・ とする事は可能。

  現状では、申請からアドレス取得に3ヶ月程度かかるのではないかと
  思われる。(以前は1ヶ月であった)

4.国際回線で例えばタイやシンガポールのプロバイダーにつなぐ事は
  不可能ではないと思います。小職は経験ありませんが、出張者がホテル
  の電話回線から日本のプロバイダーを呼び出して通信したという話を
  聞いた事があります。 但し、結構つながらないケースも多い様です。

  つながらない理由は良く分かりませんが、当地では国際電話と国際
  ファックス回線は年間の使用料金(通話料の他にかかる基本料金)が
  異なり、ファックス回線は許可制ですので、ひょっとして通常の国際
  回線ではデータ送信が出来にくくしているのかも知れません。

  尚、ホテルで国際回線を利用する場合は通話料金を確認しておく必要
  があります。通常の国際回線で日本に電話する場合、1分間2.7ドル
  ですが、ホテルの場合割高となる為。

5.上記MPTのメールでは、日本語・添付ファイルの送受信共にOKです。
  以前は100KBを越える添付ファイルは直ぐダウンして難しかったの
  ですが、現在では、小職の実績として1MBを送受信した事があります。

  プロバイダーのサーバーの速度が遅いので(確か9600B/秒と思い
  ました)、その為、大きなファイルを添付する場合接続時間が大きく
  なります。

6.1つの可能性として、滞在するホテルに問合せて、有料でホテルの
  アドレスが利用できるかどうか確認しては如何でしょうか?
  データの機密性の観点からはお勧めではありませんし、日本語が
  使えない可能性がありますが。

7.リアルタイムでは有りませんが、DHL等のクーリエにてFDに納めた
  データを送付する手もあります。FDの送付には内容を明示する必要が
  ありますが、特に問題はありません。通常の料金に若干の手数料上乗せ
  があります。受領時にも手数料を払う必要があります。